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フィードバックは、いつから評価になったんだろう?

1 day ago
3 min read
夏のリトリートの、小さな思い出。
夏のリトリートの、小さな思い出。

誰かに「ちょっとフィードバックがあるんだけど」と言われたら、あなたの身体はどう反応するだろう?


少し身構える?

それとも、何が聞けるのかと好奇心が湧いてくる?


先日、学びの場で「フィードバック」という言葉を取り上げた時、その言葉自体にネガティブなイメージを持つ人が思いのほか多いことに驚いた。


実際には肯定的なフィードバックや、対話的なフィードバックも存在するはずなのに、様々な人の体験を聞くうちに、もしかすると、フィードバックが人を評価したり、相手の問題点を指摘する文脈で使われることが多いからなのだろうか、と思った。


英語のfeedbackは、もともと、feed(送り込む)とback(戻す)からできた言葉だ。


工学の世界では、あるシステムから出た結果の一部を再び入力側に戻し、その後の動きに影響を与える仕組みを指してきた。つまり、フィードバックの原型は、何かを一方的に評価することではなく、戻ってきた情報を元に次の働きかけを調整していく、循環のプロセスだったと言える。


このことを身体性の観点から見ると、もっと面白い。


人間はそもそも、常にフィードバックとともに動いている。


私たちはコップを持つとき、指の圧力を絶えず調整している。強く握りすぎれば力を緩め、滑りそうになれば少し力を加える。


そのとき、コップは私たちを評価しているわけではない。ただ、何が起きているかを伝えてくれている。


では、人と人との間ではどうだろう。同じようなことができるのではないだろうか。

例えば、「あなたの言い方、高圧的だよ」という表現より、「その言葉を聞いたとき、私は少し身体が固くなった」と、自分の体験についての情報を伝えるほうが、ある意味ではフィードバック の原型に近いとも考えられる。


続けて、「お互いの意見を安心して話せることが、私には大切なんだ」と、自分の内側で起きたことや、大切にしていることを分かち合う。


さらに「これを聞いて、あなたはどう感じる?」と問いかけ、相手の中で何が起きているのかにも耳を傾ける。


そうすると、受け取る側も、相手の言葉を評価や批判としてではなく、その人の中で起きていることをしる手がかりとして聞くことができるかもしれない。もちろん、100%そうとは限らないが、私の経験上、受け取ってもらえる確率もずっと高い。そして、そこからで初めて、双方向のやり取りが始まる。


私はNVC(非暴力コミュニケーション)を学ぶ中でこのプロセスを知ってから、フィードバックに対するハードルがずいぶん下がった。


以前よりも肩の力が抜け、相手と話せるようになった実感がある。



🌱


あなたへの問いかけ

もしフィードバックが、評価ではなく、お互いに何が起きているのかを知るためのものだったら、あなたの人間関係にどんな変化が生まれるだろう?

どんなことを感じたり、考えたりしましたか? よかったら、気軽にメッセージで聞かせてくださいね!





 
 

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